2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

内田樹 「格差社会って何だろう」

今日もお天道様はたいへんお元気、現役時代の中畑のように絶好調である。よりによって、こんな暑いさなかに、内田さんは 「格差社会」 という現在もっともホットな問題に手を突っ込んだものだから、なにやらたいへんな騒ぎになっている。なんとブックマーク…

「無知の知」 あるいは 「無能の能」

今日はとにかく暑かった。天気図を見ると、日本列島にはほとんど等圧線がない。太平洋高気圧が、列島の上にどっかりと腰を据えてしまっていて、まさに酷暑、猛暑、狂乱の真夏日である。おまけにテレビをつけると、「自民党は改革を約束します」などというコ…

安倍政権の教訓 (ちょっと気が早いけども)

安倍政権の教訓などというと、いささか気が早いという感がしないでもない。まだ選挙期間は一週間も残っているわけだが、与党の敗北という状況はたぶん避けられないだろう。ただし、与党が大敗したとしても、安倍政権が退陣するかどうかははっきりしない。問…

人生というものは、一寸先は闇というか、どこへ通じるのかも分からずあちらこちらへと枝分かれしている真っ暗なトンネルの中を手探りで歩いているようなもので、おまけにときどき天井から石が落ちてきたり、足元に深い穴が開いていたりする。人間万事塞翁が…

草莽とは

「草莽」 という言葉が一部ではやりのようである。ちょこちょこっと検索してみると、草莽崛起-PRIDE OF JAPAN だの、「草莽崛起の会」 だの、なんともアナクロな匂いのする言葉がぞろぞろと出てくる。たとえば、草莽崛起-PRIDE OF JAPAN というサイトでは、…

「しょうがない」 の論理

「原爆を落とされて長崎は本当に無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今、しょうがないなと思っている」 という内容の、久間防衛大臣の発言があちこちで波紋を呼んでいる。 当初、「詳しいことは聞いていないが、米国の…