2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ほんとにうんざりなのだが

承前*1 意識であれ社会であれ、なんらかの「二次的構成体」について、その基底である「一次的構成体」*2による「規定」という事実を指摘することは(あっ、駄洒落になってる)、当該の「二次的構成体」をその基底である「一次的構成体」によって「基礎付ける…

コメントしようと思ったけど長くなったので(蛇足的追記あり)

以下は、地下に眠るMさんのところへのコメントとして書き始めたものの、長くなりすぎたのでこちらに記入することにしたものです。http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20090915/1252950872 http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20090918/1253211612 PledgeCrew […

話の続き

承前*1 「論理」にはつねにそれが適用される条件と範囲がある。 形式的な「論理」を、適用対象を含めて、その条件と範囲を超えて適用してしまえば、ただの空理にしかならない。 カントが言ったのは、そういうこと。 こちらが言った「犬はどこまでいっても犬…

なんかうんざり

「規定はされるが還元はされない」というのが、そんなに難しいのかいな。 ひとつ例をあげるなら、カント先生だって、人間の認識はその能力によって規定されるが、その内容は対象によって与えられる、と言ってます。 だから、カントによれば、人間による認識…

反論というわけではないが

承前*1AとBが関係あること、AがBを基盤とすること、あるいはAがBから生じたということは、AがBに還元可能であることや、AとBが同じであることは意味しない。たとえば、子は親から生まれたものだが、親とは別の存在であり、親に還元されるものではない。人間…

「野生の思考」から

http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20090903/1251954911 上で引用されている「西洋文化においては、まるで個人がそれぞれ自分の個性をトーテミズムとしているかのようである。個人の存在を所記とすれば、個性はその能記なのである。」につながる、ちょ…

「馬鹿」なのはいったい誰なのだ

http://anarchist.seesaa.net/article/127005829.html http://b.hatena.ne.jp/entry/anarchist.seesaa.net/article/127005829.html 戦後64年。やっと中共や北朝鮮に出来ない政権交代を行い、韓国に継ぐ民主的な政治を勝ち取った今回の衆議院選挙。民主党の…