唖然とする

やっぱり陰謀論と言って侮辱する背景には、政府擁護の意図が隠されていると言う事ですね。
政府がケチをつけられたら、たちまち社会不安になるなどと言って脅す事によって、国民の政府批判を抹殺する手段に、あなたは協力しているのだというわけですね。

 (中略)

その政治批判を封ずる手の一つとして、陰謀論だと侮辱する事も含まれているのだろうと、貴方のご意見を見せて頂き、改めて確信しました。、

http://quine10.blog43.fc2.com/blog-entry-67.html#comment110


具体的な根拠にもとづいて、特定の政権や特定の政策などを批判することと、「陰謀論」などという不確かで確認のしようもない根拠にもとづいた「権力」批判とは、まったく別のことだ。

前者は、権力に対する浄化作用をはたしうるが、後者は「公権力」そのものと、社会全般に対する信頼感を失わせ、その結果、政治と社会そのものを破壊することにもなりかねない。

シンシンさんが指摘したのは、そういうことではないか。
幼稚な「庶民意識」と思い込みのみにもとづいた床屋政談的な政治批判が、悪質で愚劣な扇動にのせられることで、ときとして悲惨な結末にいたることもあるのは、ワイマール共和国崩壊の歴史でも証明されたことではないか。

権力は「悪」であり、したがって、権力批判は「善」であり「正義」であるなどという保証が、いったいどこにあるのだ。

「やっぱり陰謀論と言って侮辱する背景には、政府擁護の意図が隠されている」などと、妄想じみた馬鹿げたことをいう時点で、あなたはすでに「陰謀論」的発想にどっぷりつかっていることを自ら証明してしまっている。
まったく、愚かな人だ。