ネットの「割れ窓」理論

「割れ窓」理論というのがある。
これはアメリカで考案された環境犯罪学上の理論だそうで、ここから、街の荒廃化を防ぐには、壁の落書きなどもただのいたずらとして放置せずに、徹底して取り締まらなければならないという「ゼロ・トレランス」政策が導き出されている。
たとえば、住宅街に同じような車を一台はきちんとした状態で、もう一台はあらかじめ窓が割れた状態で放置するという実験をしたら、前者はそのままの状態がかなり続いたのに、後者は近所のわるがきどもに落書きはされるわ、傷は付けられるわ、タイヤは盗まれるわといったことになり、あっというまにただのスクラップと化してしまったそうだ。

つまり、近所のわるがきどもは、放置されていた車の「割れた窓」から、この車はどんないたずらをしても、誰にも咎められないのだというシグナルを受け取り、そのように行動したということだ。


これをネット上でよくある「炎上」事件に応用するなら、あるサイトに乱入して「乱暴狼藉」の限りを尽くすことは、その周囲の観客に対して、「祭り」の合図を送り、「ここはいくらでも暴れていいところだ」「さあ、みんなオレに続け!」というシグナルを送っているということになる。実際、しばしば炎上はそのようなある個人の行為から起きている。


たとえば、下のサイトでは130ものコメントがついており(ブログ主自身のレスも含めてだが)、ほとんど炎上状態といっていいだろう。これが、ブログ主にとって非常な負担であったことは想像に難くない。
http://lovenews.exblog.jp/8576577/


故意であろうとなかろうと、このサイトで最初に石を投げて窓を割り、周囲の人間に「祭り」の目配せをしたのはいったい誰なのだ。


>お願いだから、よそを巻き込まないでおくんなさい
http://teagon.seesaa.net/article/96650146.html?reload=2008-05-17T12:50:55


「同情」を装った乱入で本人を追い込み、自分の勝手な私怨でよそを巻き込んでいるのは、いったい誰なのだ。
「反省」が必要なのは、いったい誰なのだ。
いちばん「傲慢」なのは、いったい誰なのだ。


追記:
怒りはおさまったので、表現を少し柔らかくしました。
それから、「炎上」状態と書いてますが、問題の書き込みの後に当のブログに書き込まれた人全員が、「悪意」ある人だったとは思っていません。
おおかたの人は、むしろ混乱をなんとか治めようとしていたように見えますが、何人か、混乱に乗じて論題とまったく関係のないコメントを入れている人がいます。
たとえば、あちこちで見かける次の人。


  Commented by Kazuto at 2008-05-13 19:47 x
 はじめまして、NewsOLさん

 ソーカルトの玄倉川は、ここでも話のすり替えをしていたんですね。
 まぁ、誤魔化される人はいないと思いますが。

 それから、ソーカルトおばさんがこんなことを書いてました。

 カ>彼らの政治家に対する口の悪さには、わたしもへきえきすることがあるし、
 ル>政策の具体性があまりない人が多いのも、わたしも感じているところです。
 ト>(万年野党体質のうちだと思いますが。)
 http://taraxacum.seesaa.net/article/95871922.html

 ソーカルトおばさんとしては、支持しているカルト党の批判が気に入らなかった
 ようです。また、カルト党のデタラメな政策も支持していたようです。

 結局、カルト党の狂信的な支持者による嫌がらせだったってことです。

 それにしてもソーカルト・グループの人達は、随分焦ってるようですね。


こういう人間のことを、「陰謀家」きどりのクズ野郎というのだ。
このクズ野郎の「妄想」によれば、「水伝」批判派は全員、創価学会=公明党工作員なのらしい。