鳩山法相についてのメモ

鳩山邦夫法務大臣が、またわけの分からぬことを言ったらしい。
安倍内閣退陣のさいの最後っ屁のような放言以来、この人がなにを言っても、いまや誰も驚かぬという状況であろうか。
それはともかく、前回の死刑執行のさいに思ったのだが、この人は最初の「ベルトコンベヤー」発言で、お前は死刑執行命令に署名するのがいやなんだろう、みたいなことを言われたのを、相当気にしているのではないだろうか。
内閣交代による法相残留以来、前任者を上回るペースで執行命令に署名していることには、そのときに受けた批判に対して、オレはチキンじゃないぞ、ということを誇示するという意識が働いているように思える。


追記:いちおう謝罪したらしい。しかし、この人、次はなにを言い出すのだろうね。

鳩山邦夫法相は14日午後の衆院予算委員会で、被告全員の無罪が確定した鹿児島の事件を「冤罪(えんざい)と呼ぶべきではない」とした自身の発言について、「今後、冤罪という言葉は公式の場では一切使うまいと思う。被告の方々が不愉快な思いをしたとしたらおわびしなければならない」と陳謝した。社民党保坂展人氏への答弁。

 法相発言を巡っては町村信孝官房長官も同日午前の記者会見で「冤罪である、ないという議論よりも不適切な手法による捜査は是正しなければならないということを強調すべきだ」と苦言を呈していた。    (14日 23:31) 

                                                             日経ネットニュース

本館のほうの記事: 鳩山法相は次はなにを言うのだろう