逆もまた真である

「あばたもえくぼ」という言葉があるが、これをひっくり返すと、「えくぼもあばた」となる。
前者は、ある人にいったん好意を持つと、その人の欠点までが魅力的に見えてくるという意味。これは、普通にどこにでも転がっている話である。
逆に、ある人に最初から敵意や偏見を持っていたり、なにかのきっかけで、好意が敵意に変わったりすると、普通は長所とされることや、それまでは長所と思っていたことまでが、欠点や悪いことのように見えてきたり、鼻についてきたりというのも、わりとよくある。
これはこれで、たしかに真理であると思う今日この頃。


追記(9/15)
しかし、「えくぼもあばた」のあまりに、まともにものを見ることもできなくなってしまってはおしまいだと思うよ。